長寿の秘訣、笑い皺

長生きの秘訣はTV番組等の大きなメディアにも頻繁に取り上げられるテーマですが、その切り口は実に多種多様で、下手をすると前回と真逆のコツが紹介されていたりもします。

 


運動を多めにしていたりそうでなかったり、薄味の食事を心掛けているかと思えばとにかく肉を食べていたりします。しかしそんな長生きの秘訣の中で、これだけは矛盾していないと思える共通項があります。それは御長寿の方は皆、総じて笑顔が多いという事です。ほぼ全員、笑い皺が目立っているのです。では笑っていさえすれば長生き出来るのでしょうか。答えは否です。「苦笑い」という言葉がありますが、それは本当に笑っている訳ではありません。また苦笑いの多い人生では、あの様な素敵な笑い皺にはなり得ません。

 

 

結局のところ長生きの秘訣とは、その精神のポジティブさにあります。笑い皺の素敵な御長寿の方は一様に、無意識にストレスをコントロール出来ているのです。
食事1つ取っても、落ち込みながらボソボソ食べるのが消化に良いはずがありません。またネガティヴな気持ちが続くと些細な問題にもイライラし、それが態度に出てしまうと更に別のトラブルを呼びストレスの溜まる悪循環となります。そうなると様々な臓器にも影響をきたし、不健康となり果ては寿命が縮みます。

 

 

多忙な毎日を送っているとおざなりになりがちですが、ストレス解消の効果を侮らず意識的にコントロールしましょう。笑顔の多い積極的な生活は更に別の楽しみを呼び寄せ、心身共に健康の伴った長寿が期待出来ます。

長生きできる漢方薬ってあるの?長寿ホルモンも

大きな病気にかからずに、どんなに元気に年齢を重ねたとしても、高齢者になると、足腰の衰え、トイレの悩み、肌の乾燥に伴う痒みに悩むことが増えます。1つ1つはささいな悩みでも、それが原因で出歩くことが減り、室内でばかり過ごすようになると、体の体力が一気に落ちます。

 

体の体力が落ち出すと、様々な病気にかかりやすくなるだけではなく、骨折などのケガも誘発しやすくなります。高齢者になってからの風邪などの病気や骨折は、命を縮めてしまう恐れがあります。できるだけささいな症状のうちに、気になる症状は解決することが、長生きに繋がります。そんな高齢者が悩みやすい症状に、効果がある漢方薬があります。


それは「八味地黄丸(はちみじおうがん)」といいます。名前の通り、八種類の生薬からできている漢方薬で、病院で処方してもらうこともできますし、ドラッグストアなどで購入することもできます。体を温め血の巡りをよくしてくれる漢方薬なので、加齢によって、血行症状が悪くなり起こっている、様々な症状を解決してくれるのです。糖尿病や前立腺肥大の方にも効果があり、関節痛などの痛みの症状も和らいでくれます。何か気になる症状がある方は、一度薬剤師や医師と相談して飲んでみてはいかがでしょうか。

 

他にも加齢に伴う様々な病気に効果があり、長生きする人に多く見られる長寿ホルモン(アディポネクチン)というものもあります。動脈硬化心筋梗塞、糖尿病、癌、肥満など、沢山の病気の予防になり、元気で長生きすることが出来るようになるホルモンです。詳しくはこちらをご覧ください。

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結婚は寿命を延ばす

日本は少子高齢化社会と言われている通り、お年寄りが多いです。お年寄りが多いという事は長生きの方が多いとも取れるので良い事でもあります。

 


日本では男性よりも女性の方が寿命が長くて、平均寿命は男性よりも女性の方が10歳以上も長いので、女性のたくましさが良く分かりますね。長生きをしたいのならば、1番良いのは結婚をする事です。既婚者は独身者よりも約10年も寿命が長い研究結果が出ています。結婚を行う事によって、家事などの負担も減りますし、話し相手なども出来るので、既婚者の方が独身の人よりもストレスも寂しさも少ないです。

 


そして家族を作る事によって「生きる事へのモチベーション」も上がるので、生に対して貪欲にもなります。家族を作る事で「俺がいなくなったら家族が悲しむ」と感じたり「孫の顔が見るまで生きるぞ」と考えるようになるので、もしお酒やタバコをやっていた場合は、それらをやめるキッカケにもなります。もし家族がいなくて独り身だったら「守るものもないし酒をたくさん飲んでも良いだろ」と感じてしまい、自分の体を大切にしなくなる可能性が出てきます。このように結婚をして家族を作る事によって「自分を大切にする」ようになって、長生きするのです。

長生きするための習慣

私のおばあちゃんは、地元では有名な名物おばあちゃんです。今年で77歳になります。そんなおばあちゃんが、なぜ地元で有名な名物おばあちゃんかというと、「とにかく派手な格好で毎日マラソンをしているおばあちゃん」だからです!


毎日最低でも4キロはジョギングをしています。今日は頑張ろうと思う日は、倍の8キロ程走るそうです。おばあちゃんはとにかく元気で、いつでも明るくてとても活発な方です。見た目は余裕で60代にみえます。なんでそんなに毎日走っているのか聞くと、おばあちゃんが40代の時に少し重い病気を患い、完治するかも解らない状態だったそうです。精神的にも参ってしまって、毎日泣いて過ごしていたそうです。そんな時におばあちゃんの学生時代からの友人が、ランニングシューズをプレゼントして「また私と一緒に走ろう!何も考えずにただひたすら走って、悪いもの全部吹き飛ばそう!」と言ってくれたそうです。


おばあちゃんとその友人は、学生時代陸上部に居て、毎日一緒に走っていたそうで、その言葉も行動も本当に嬉しかったそうです。結婚してから全く運動してなかったおばあちゃんはウォーキングから始めて、次第にランニングするようになり、悩みの種だった病気もいつの間にか治っていたそうです。おばあちゃんは「心も身体も健康でいる為に走っている。派手なウェアを着ているのは気持ちが元気になるから」って言ってました。そんな健康体なおばあちゃんだから病気も無いしボケも無いです!元気なおばあちゃんのまま長生きしてほしいです。

 

長生きは食事と地域社会の協力が必要

長生き(長寿)をされる方々にはいくつかの共通点がある事が判ってきておりますが、日頃の食生活は地域性等いくつかまとめて見ました。

 

 

先ずその食生活ですが、基本的には動物性の油を摂る量が極端に少なく植物性の食事が多いと言う特徴が有ります。野菜中心の食事と言う事になります。野菜や果物は皮ごと食べられる物はそのまま丸ごと食べる。血液がサラサラになる様な効果のある食材を食べる。整腸作用のある発酵食品を摂るようにしてる。水はミネラル分の多い物を飲む様にしている。お酒は飲み過ぎる事無く適度に嗜む程度にする等が挙げられます。暴飲暴食を避け、自然の食材を出来るだけ自然のまま摂ると言う事です。

 


次に生活環境や生活されている地域性ですが、先ずはたくさんの家族に囲まれた生活を送られている方に長寿の方が多いです。家族から受けるたくさんの刺激が、老化を防止してくれるのでしょうか。ご自宅に田畑をお持ちの方ですと、毎日畑に出て作物の世話をするだけでも適度な運動になり、身体の衰えの進行を遅らせてくれると考えます。又、生活する地域社会でも老人に対する敬意を持っている地域では、老人も色々な役目をを持つ事ができ、生きがいを感じる事が出来ます。その事が老人の長生きに繋がっております。